I先生ご逝去

2006年9月25日の日記
http://d.hatena.ne.jp/tessyu/200609

に書いたI先生が逝去された。


2007年1月5日
I先生から年賀状届く

「恭賀新年
 宿痾の冒すところとなり、・・・
 時候のご挨拶としては、本状が最後になりましょう。
 ・・・」


翌6日
午後0時55分 I先生ご逝去


残された言葉は『論語 雍也第六』
「中道而廃/中道にして廃す」
旧訳「(力が足りないものは)中途になって力が足りないで止めてしまう。」というもの。
I先生は「力足りなくやむなく、止めることになろうとも、最後まで努力した過程が重要である。」と説く。


まさにそれを実践した。


賀状は先生自ら「合掌」と結んでいる。
孔子も自らの死ぬ日を予言している。
63歳はまだ若いと思うのだが、
享年何歳であれ、人の出来ることに限りはある。
それでも先生は、思うところはほぼ成し遂げられたのでしょう。


I先生やすらかに・・・合掌