2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

辞世の歌

義父 辞世の歌 三首 午前は医者 午後は患者の 変り身も あといくばくぞ 降る秋の雨 目をつむる 自由は吾に 残りをり 目をつむり見る 来るべき空 妻も子も たすけ合いつつ 生きゆける わが乱生も 終らむとす 写真は祭壇に飾られたわたしが書いた短冊

訃報

義父が亡くなった。 彼はホンモノであった。 医者で歌人。 斎藤茂吉の「アララギ」を継ぐ。 仙台「群山」の重鎮。 わたしは頭が上がらない。 人は死ぬ。 彼は、モノをちゃんと残した。 人はそこが勝負の分かれ目なのだ。 創造する「モノ」があるかないかで、…

虚業

ライブドアに地検が入った。 今日のニュース〔東京株式市場は17日、「ライブドアショック」が広がり、同社が上場している東証マザーズなどの新興市場を中心にIT(情報技術)関連銘柄が急落した。〕 北海道のとある尊敬する校長先生が 「教師なんて〈虚業…

輪舞曲−ロンド

夜9時 満を持して『輪舞曲』を見た。 第1話は2時間である。 グイグイ引き込まれる内容ではない。 (まあ、そんなもんだべ) ひたすらジウ姫の韓国語に聞き入っていた。 ハングルもなかなかいいもんだ。 アホな話だが、ただそれだけ・・・ 竹野内もそこそ…

年越しそば

ノブちゃんが上富良野に蕎麦屋を開業してから2年。 12月31日に万作の年越しそばが届く。 白くて細い、上品な蕎麦。 鰹だしの濃からず薄からずのこれまた上品な蕎麦つゆ。 野性味あふれる“田舎蕎麦”もおいしいが、 このノブちゃんの蕎麦にしびれている。…

2006年元旦

いつもは除夜の鐘を聞きながら “藤野神社” にお参りするんだが、 今年は少々遅く、除夜の鐘も鳴りやんだ 1時頃になった。 参拝客も一段落して、 いつもなら行列を作って並ぶんだが、 遅い分するするとお参りが出来た。 今年はお賽銭を奮発した。 といっても…