なぜ今亜麻か?

「亜麻の里」から送られてきた「種」
を植えて、今すがすがしい姿で咲いている。
戦前、戦中と「亜麻畑」は北海道の夏の風物詩だったらしい。

可憐で小さな花の淡い水色といい、
細くすらっとした姿が清涼感を誘う。
亜麻の群生はラベンダーよりいいという人もいる。
・・・らしい。


「亜麻」とは(亜麻の里HPより)


亜麻とは、中央アジア原産でアマ科の一年草のこと。
冷涼な気候を好む植物です。
麻というと大麻をイメージしがちですが、実は「麻」という日本語の定義は非常にあいまいです。あえて定義づけすると「茎や葉から繊維が取れる植物の総称」となります。


戦争中は繊維産業は軍需産業であり、亜麻の利用はほとんどが繊維をとることに終始しました。日露戦争日清戦争第一次世界大戦第二次世界大戦と軍需の拡大により、北海道での亜麻事業は活発化。しかし、終戦後、化学繊維が安く製造できるようになり、昭和40年代を最後に亜麻は姿を消してしまいました・・・



なのに、なぜ今亜麻なのか。


今日の北海道新聞を読むとそのわけが分かる。

『東京の企業を辞めて農業をしようとしていた内藤大輔さんとその間のアルバイト先の北海道技術コンサルタントの橋本社長との出会が亜麻栽培を北海道に復活させるきっかけとなった。ある日居酒屋で社長が「亜麻栽培プロジェクト」を立ち上げて起業してみないかと持ちかけたのである。内藤さんは即決した』

『北海道亜麻ルネサンス』プロジェクト
40年ぶりにふたたび亜麻を「北海道の資源」として見直し、その栽培を復活させ、“北海道ブランド”としての商品化を実現しようというプロジェクト。

そして試験栽培が始まる(2001年)
現在では、札幌市の隣町である当別町を中心に、札幌市東区新十津川町厚沢部町京極町で約7haの亜麻を作付けしてる。もちろん、すべて農薬を使っていないという。

収穫から亜麻仁油サプリメント作って販売している。(ドレッシングも)



「亜麻の里HP」
http://www.amanosato.jp/

内藤店長の紹介
http://www.amanosato.jp/master.html


我が家の亜麻とミニバラ