tessyu2005-10-16

今日は北海道知事公館内(高橋知事はここにいるのか?)
にある三岸好太郎美術館で三岸節子展を見た。
94歳で逝去。今年生誕100歳。
色彩画家というだけあって、色遣いに圧倒された。
摩周湖」の緑はまるで吸い込まれるようだった。


節子は若き貧乏画家・三岸好太郎と19歳で結婚。
夫好太郎が31歳で早世してからは、3人の子供を育てながら女性画家の第一人者として、また油彩画の開拓者として時代の先頭にたち、力強い作品を描き続けた。


1954年、49歳で初めて渡仏し、南仏、スペイン、ヴェニスなどを旅行。特に南仏カーニュで体験したまばゆいばかりの地中海の光は、日本人が油彩画を描く困難を改めて自覚する契機となった。1968年、本格的に風景画に取り組む決意を胸に、63歳にして再度、渡仏。ブルゴーニュ地方の鄙びた村、ヴェロンにアトリエにかまえ、以後、20年余りをフランスで過ごし、この間、次々と傑作が生まれ、日本はもとより海外でも高い評価を受けた。そして、94歳で亡くなるまで、精力的に絵を描き続けた。


実は、節子の展覧会の前に近代美術館で”スターウォーズ展”を見た。
これもすごかった。
こっちを企画したのはJTBの阿部君だ。
丁度彼もいて、11月には一杯やろうということになった。