我が家の雪だるまサンタ

tessyu2005-12-26

『赤鼻のトナカイ』は貧乏なロバートが娘バーバラのために作ったお話だった。
ロバートの妻エヴリンは癌で寝たきりだった。
「どうしてみんなのママと同じじゃないの・・・」というバーバラに何と答えて良いか分からなかったロバートは、娘に赤い鼻をしたトナカイ「ルドルフ」のお話を作って聞かせました。


『日ごろ、皆から(父や母や妹まで)バカにされていた赤鼻のルドルフ。


あるクリスマスイブのこと。
その日はあいにく一寸先さえ見えない濃い霧に包まれていた。

サンタのそりを引くトナカイは選りすぐりの有名なトナカイたちだ。
トナカイだったら一度はそのそりを引いてみたいと思っていた。


深い霧で煙突を探すことが出来ない。
サンタはすぐに決心した。
赤鼻のルドルフをそりの先頭に立たせたのだ。
ルドルフはひときわ明るく輝きだした「赤い鼻」で先導したんだ。


たとえ他の人や動物と違っていても、神様に創られた生き物です。
いつか奇跡は起こり、幸せになれるのです。』


愛する妻はこのお話(詩)が本になる前に死んでしまいます。
1939年「赤鼻のトナカイ」(詩)は挿絵が添えられて発売。ベストセラーとなる。
そして1949年“曲”ができ、大ヒットする。