ウツセミ・・・


8月8日(水)
豊滝市民の森に散策に行ってきた。


まさに「鎮守の森」の感があるが、
北海道の山は背の高い針葉樹が多く、
いわゆる本州の「里山」的ではない。


当然、直でクマさんに出会うことになる。
(ここもついこの間出没なさったばかり)


ここの散策路はぐるっと上り下りして
小1時間である。



途中、脱皮したての「セミ」に出会った。
この色の美しさ・・・
淡くはかない薄緑である。

地上に出て1週間の命である。
はかない「空蝉」であることよ・・・

「うつせみ」とは「うつし(現し)」「おみ(臣)」の変化で、「この世の人」のこと。それに仏教的無常観が結びついて「はかないもの」のたとえになったんだそうだ。


源氏は「空蝉」と一度だけ情を交わした。
以後、彼女は源氏を拒み続ける。
源氏の求愛に揺れ動きながらもプライドを守り通した。
拒み続けられると、何としても諦めきれなくなる・・・
品の良い立ち居振る舞い、源氏にとって忘れられない女性のひとりになる。


「空蝉」はその境遇から紫式部自身がモデルなのではないかと言われている。



我が家の裏にたくさんの「野いちご」がなっている。
今年は例年になくスゴイ!
近々、ジャムになる?


さて、今日は長崎に原爆が落ちた日
(6日広島)


ウヨクは被害者の会をサヨクと見なす。
これはなんだ???


「原爆」を落としたのは「米国」であり、
日本には何の「非」もない。
日本国(日本政府)を責めるのは筋違いだ。
という論理のようだ。


お上にたてつくのは「サヨク」なのだ。