君子蘭が数年ぶりに咲いた!

3月21日(土)は春分の日

「お彼岸」である。


我が家の君子蘭が満開である。




君子蘭は「ラン」というが

ヒガンバナ科 クンシラン属で、

むしろ、ユリに近いということだ。


彼岸花といえば秋のお彼岸時期に咲く。

曼珠沙華・・・



君子蘭は春のお彼岸時期に咲く。

(だから、ヒガンバナ科?・・・のはずはない)



我が家の君子蘭はお袋が育てていたもので、

巡り巡って我が家に来た。


お袋の13回忌も終わってるから、

この君子蘭、かれこれ、20年以上生きている。


我が家に来てからは数えるほどしか咲いていない。

あげくに、ここ数年(いや〜、ずいぶん前から)

咲いていない。


ところが、

今年、突然、茎が「ニョキッ!」と出てきた。


夢十夜」(夏目漱石)にある、

死んだ女が百年目に男が待っている墓石のそばに、

ユリとなってスルスルと茎を伸ばす。

てな状況を想像してしまった。


花言葉は『貴い(高貴)』『望みを得る(夢が叶う)』『幸せを呼ぶ』等々、

何ともめでたい花なのである。


今年は初詣で「大吉」をひいたし・・・

これはきっと、何か良いことがあるに違いない。