面従腹背

面従腹背〜うわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと。

被爆者健康手帳の継続を求める韓国の、郭貴勲(クァククィフン)さんの陳述書
http://www.hiroshima-cdas.or.jp/home/yuu/kaktinzy2.htm
朝鮮における「皇国臣民化教育」「同化教育」の結果、朝鮮人第一期生として召集され、広島で被爆した人です。
当時、郭さんはいろいろな矛盾に気づき始めるが、『面従腹背』で過ごさざるをえなかった・・・


・・・また、原爆記念日が近づく。広島でも長崎でも、被爆したのは日本人ばかりではない。日本の植民地化政策によって、「『面従腹背』で過ごさざるをえなかった」人々がたくさんいる。


面従腹背』という言葉が、ず〜っと引っかかっていた。
「あのとき黙っていたではないか、何を今更」〜今更言われても責任がないというような話があって、「そっかなぁ〜」って疑問に思っていた。黙っていなければならないような状態があったのだよね・・・その時、この言葉に出合って、そうなんだよって理解した。


それは我々の周りに、今もあふれている。日の丸・君が代の問題にしても、将来いのことや家族のことを考えると、まさに『面従腹背』せざるを得ない、なんてことが起きている。事件を起こす企業だって平社員は同じだ。
私はそうしていないから、首がアブナイ・・・