福居良さんと楽屋で

tessyu2005-10-28

画像は“福居良さんと楽屋で”


だが、話は、函館の作家、木下順一さんが亡くなったという話。
もうダメではないかという時から、長い時間がったった。
この時が来るのは分かってはいたが、ショックではある。


いわゆる、昭和初期の作家然とした人だった。
函館のO君を通しての出会いであった。衝撃を受けた。
以来、ずっとタウン誌「街」をわたしに送ってくれた。
「何か書いてください」とも言われた。
とんでもございません・・・




以下「道新、訃報欄」

函館在住の作家・木下順一さん死去 タウン誌「街」創刊  2005/10/27 14:17
 【函館】函館在住の作家で、道内の他地域に先駆けてタウン誌を創刊し、発行人を四十年以上務めた木下順一(きのした・じゅんいち)さんが二十七日午前二時三十分、函館市内の病院で前立腺がんのため死去した。七十六歳だった。葬儀日程は未定。

 木下さんは一九二九年(昭和四年)、函館市生まれ。五四年に当時の文部省図書館職員養成所を卒業後、文章の書き方を教える函館市内の「函館文学学校」の講師を務めながら、小説や随筆を発表。九八年には小説「湯灌師(ゆかんし)」で第三十二回北海道新聞文学賞を受賞した。

 また六二年には月刊タウン誌「街」の前身「函館百点」を創刊。郷土史家や市民のエッセー、企業幹部の談話などを掲載し、生の住民の声を伝えることで新たな函館の文化の創造を目指した。「街」は、木下さんが高齢になったことなどから今年二月の五百十号を最後に休刊した。